引き寄せて引き寄せられて
|Posted:2017/03/23 21:56|Category : 好きなもの|
3月のとある日、ふと小田和正さんの公式HPをのぞいてみようと思った。
コンサートがあるかも、新曲出るかもという時は頻繁に覗くがここのところご無沙汰していた。
するとお知らせ欄にNHKで小田さんのインタビューを放送という文言をみつけ
完全に見逃した!と後悔しかけたら、放送日は翌日となっていた。
ラッキー!!
なんという偶然。公式HP以外小田さん情報を得るものは無いが(SNSしないし)
こういうことがちょくちょくある。
じっくり見ないと見つけられないBSの番組欄に小田さんの名前を見つけたり
いつもは見ないがたまたまじっくり見たらという具合に。
偶然だと言ってしまえばそれまでだが、私はこの偶然は必然だと思うわけ。
今はネットやSNSなどで情報は様々入ってくるが、はたして昔、私がうんと若かった頃
どうやって小田さんと出会い興味を深めていったのだろうと考える。
出会いは中学生で曲が先だったかビジュアルが先だったか
雑誌でたまたま見たオフコースの写真に釘付けだった。
その頃小田さんも若く、ちょっとぼやけた感じのその写真はまるで王子。(に見えた)
テレビの露出が無いオフコースの番組がNHK教育の枠で放送されたんだけど
それもちゃんと見ていて、再放送も見ていて、それってどこから情報を得てどうやって
見ていたんだろうと記憶が残ってないので謎でしょうがない。
テレビが一人一台なんて時代じゃない頃、テレビを見ながら食事もしてないし
新聞もほぼ見ないし、そうするとやっぱり引き寄せて引き寄せられてたんじゃないか?
と思ってしまうのだ。
覚えてないのでそこんとこ都合が良すぎるのだが。
そうして色んな時代を経た今、ほぼ小田さんが土台となって出来上がった人間は
あの頃中学生だった私はなんで小田さんだったのだろうと思う。
それの答えらしきものをこの前の朝のNHKの放送からの後日「100年インタビュー」
という番組で知ることになった。
インタビュアーの 「小田さんは自分の作品を通じてどうにかしたいという
ことはないんですか」という問いに
「良い質問だね」
にっこり笑った後、「自分と同じ感覚を持ってる人とつながりたいということだと思う。
“あ、そこにもいたんだ。そうだよね?” …それでいいっていう。
“伝える”というけど、同じ感覚でないと伝わらない。
(曲を)軟弱だとか女々しいとか言われたり、でもある人にとっては懐かしかったり
感動的だったりする。それを重ねてる」
もう、うんうんと思いっきりうなずいた言葉だった。
きっとそこの同じ感覚を持った人に中学生の私は出会った、そういうことなんだ。
何度目かの誕生日を迎えたんですけど、なんだかんだで誕生日は私の周りの
すべてに感謝する日にしようと思った。(年とったな)
今まで生きてこられて、いい歌聞けて、可愛いダンナがいて
いつもより少し良いビールを飲み、少し彩りの良い料理を普通に食べていられる
今に感謝しよう。それでいい。
※以下、拍手コメのお返事です^^
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